博多織　松装織物 　繧繝霞　正絹　全通　 八寸名古屋帯 　紋八寸

博多織の中でも絶大な人気を誇る　松装織物さんの繧繝霞　正絹　全通　 八寸名古屋帯。

紋八寸の部類に位置する名古屋帯。　地色はクリームがかった白ですが、紫の暈し～グレー系の糸で暈し柄を織り出している効果なのか、グレーがかって見える箇所があります。

仕立ては松葉仕立て(画像2枚目)。　春夏秋冬　一年を通して締めていただける帯として織り出された逸品です。　光に翳すと透け感はこざいますが(画像3～5枚目)、そのまま見た感じでは透けるようには見えない精巧な造りになっております。

単衣～夏兼用として販売されている帯は、どうしても盛夏には無理だと思われるお品が数多あるのが実情なのですが、こちらは風を通すのに袷時期に締めても全く違和感のない織り　かつ　夏物として十二分な涼やかさを併せ持つお品で　正直どのようにして生み出されたのか、技術の高さに驚くばかりです。

その光沢と手触りはうっとりとする程で、見る角度によって柄の色が強くあらわれたり(画像13枚目)、反対に無地にも見えたりする(画像9枚目)のでとても不可思議な現象としてうつってしてしまいます。　また、柄の色彩が紫系とグリーンという組み合わせもあってか　光の辺り具合によって色合いを変化させる玉虫色にも似て　大変魅惑的な表情を覗かせるお品となります。

色合いですが当方モニターからですと画像15枚目の色合いが一番近いカラーですが、前述しました通り　角度によって色彩が強く出たり無地に見えることもございます。　また、画像よりも実際は画像15枚目よりも柄が濃くはっきりと見えます。　【博多織　繧繝霞】で画像検索していただけますと、その柄ゆきがご覧いただけるかと存じます。　【日本の伝統色　和色大辞典】と照らし合わせてみますと、地は【象牙色】柄は【藤色】【青紫】【薄緑】等複雑な暈しですです。

尚、こちらは証紙のないお品となります。

　
大変軽く、締めると身体に添うように馴染み　形も作りやすく季節を問わない　正真正銘の万能帯。　未使用のお品です。



《寸法》

・全長：約389cm
・お太鼓部分長さ：約113cm
・幅：約31.2cm


恐れ入りますが、当方プロフィールご一読の上　ご検討くださいませ。

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