1990 150周年クラウン金貨【NGC PR69UC】

【モダンコインのご紹介です。】

ペニー・ブラックは英国で発行された世界最初の郵便切手の総称です。
発行から150周年を記念して、クラウン金貨、プラチナ貨がマン島から発行されました。

1840年5月1日に、世界初の接着式の切手として公共郵便で使用されました。以前だと受取人が郵便料金を支払うことのが通常だったようですが、ペニーブラックの登場により単一料金で郵便を出すことが可能になったとのこと。

当時の切手デザインは、ロンドン生まれのヘンリー・コルブールが担当しました。
ちなみにこのペニーブラック（1840年の未使用切手）大手市場では6枚でなんと約3,000万円で落札されています。

当クラウン金貨。

見た目は金貨には見えませんが、「正真正銘の金貨」です。
表面は現エリザベス2世女王、そして裏面には、ペニー・ブラックの切手、そしてその切手にはビクトリア女王がデザインされています。

私は基本的にモダンコインに興味はありませんが、、、

このコインの特徴は、

①世界で最初の郵便切手であるペニーブラックスタンプ発行150周年を記念して発行されたもの
②ビクトリア女王とエリザベス2世の肖像
③発行数はわずか1,000枚という希少性
④大型金貨

以上4点から、６年前ぐらいに購入しました。

2021年6月時点で、米国二大鑑定機関による鑑定枚数は以下の通りです。

PCGS：9枚（すべてのグレードでの鑑定枚数）
NGC：37枚（すべてのグレードでの鑑定枚数）
　‐PR70UC：1枚
　‐PR69UC：8枚←（当コインはここです。）
　‐PR69CA：2枚
　‐PR68UC：5枚
　‐PR68CA：5枚
　‐PR67UC：1枚
　‐PR67CA：5枚
　‐以下：10枚

モダンコインではありますが、上記の通り歴史背景があり、かつ全体としての発行枚数が1000枚であること、そしてNGC鑑定枚数で最高鑑定の次にくるコインです。


【表面】：エリザベス2世
【裏面】：ビクトリア女王 in ペニーブラック切手
【直径】：38.6㎜
【重さ】：31.1g
【素材】：gold（金）（品性：0.999）

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