Fender USA Bullet 1982 Red

Fender社が1981〜1983年までのわずかな期間だけ製造していた、東京事変「浮雲」ことpetrolz長岡亮介氏も所有する『通な』一本。
『Fender USA Bullet 1982』です。

Bulletは1981年にMustangに代わるスチューデントモデルとして開発されました。開発者はなんと天下のジョン・ペイジ(Fender Custom Shop 責任者)です。

1981年の発売当初、ボディとネックを韓国で製作し、米国のフェンダー工場で組み込んでいました。しかし、トラスロッドの効きが悪い等の問題が発生。フェンダー社の品質に達しないとしてリコールされました。

1982年からはUSAのフラートン工場に製造拠点を移し、1982年前半にネックがメイプル1ピースに変更された2nd ver.が、1982年後半にボディシェイプがストラトタイプに変更された3rd ver.がそれぞれリリースされました。

つまり、
■テレキャスタイプのボディ
■メイプル1ピースのネック
■アメリカで製造されたフェンダー品質のbullet
である2nd ver.は数ヶ月しか作られなかったことになります。

こちらはその内の1本だと考えられます。
未改造のフルオリジナル。
40年前のギターにしては綺麗な状態で、演奏面も問題ないです。

ネックはかなり薄めで小さい手の方でも安心して握り込めるサイズ感です。
スチューデントモデルとは言え、流石はfender usaのヴィンテージ。
歯切れのいいテレキャス寄りのサウンドです。
純正ピックアップはシングルコイルタイプで、エフェクターのノリも抜群。
フェンダー系のアンプに繋げば、極上のクリーン〜クランチが楽しめます。
薄く小さめのボディは可愛らしい見た目だけでなく、取り回しもしやすく、プレイアビリティに優れています。
レコーディングでも沢山使いました。
2020年に購入した際、ネックやフレット、電装系のメンテ等していただいており、即戦力になるはずです。

はっきり言って手放したくないのですが、引っ越しを機に機材整理する必要があり、泣く泣く出品いたします。
購入時に付属していたサイズがぴったりのソフトケースをお付けします。
いいギターだと思います。
どうぞご検討よろしくお願いいたします。

カラー···レッド

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