専用ページ ハンガリー産 ハイアライトオパール原石

日本名で玉滴石と呼ばれているハンガリー産のハイアライトオパールです。　
ギリシャ語でガラスを意味する"hualos"から由来し、和名を玉滴石(ぎょくてきせき)と言います。
結晶が透明でガラスのように見える事から「ミュラーズオパール」"Mullers Opal"や「グラスオパール」"Glass Opal"とも呼ばれています。
ハイアライトオパールは、オパールの中でも産出が困難で最も希少な石です。ブラックライトを当てるとネオンカラーを発色するのが特徴です。ただし、蛍光性があるのは天然のウランを取り込んだものに限られます。
オパールはグリーンやブルー、レッドなどの光が浮かぶ、遊色効果が特徴的ですが、ハイアライトオパールは遊色効果のないコモンオパールに分類されます。そのため、石を傾けても虹色の光は見られません。
今市場で目にするのはメキシコ産が多く、ハンガリー産は絶産しているようで殆ど見かけられなくなりました。他にはナミビアのエロンゴで水晶や長石に付いた物や、日本でも岐阜県苗木地方でも産出していましたが、なかなか見ることはなくなりました。
妖精の様な儚い美しさを持ったハイアライトをコレクションにいかがでしょうか。
Kopasz Hill andesite quarry, Tarcal, Tokaj District, Borsod-Abaúj-Zemplén County, Hungary

27.3×31.7×32.8mm 21.86g

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