浅野陽の世界　図録　カラー　講談社　1990年刊行　用の美　24.7.5−1

1990年に講談社より発行された陶芸家 浅野陽の図録「浅野陽の世界」になります。
「陶芸における美は使わないと半減される」という信念をもとに用の美を追求した浅野らしい図録となっています。
お皿やお椀のカラー写真はもちろんのこと、食卓を飾る食器に対してのエッセイのような文章付きの解説。
浅野の周りの人間が記したメッセージ集など、図録としてはもちろん浅野の半生を詳しく知ることができる一冊となっています。

浅野陽［1923〜1997］
東京都の生まれ。
1941年に東京美術学校に入学。
同学校在学中に学友たちの影響もあり陶芸を始め、1946年卒業。
卒業後は東京芸術大学の講師を務め、その後は個展を中心に作品を発表。
1979年東京芸術大学の教授となり、退官後は名誉教授となった。
日本だけでなく、フランスやイギリスなどでも活躍。
「陶芸における美は使わないと半減される」という信念をもとに用の美を追求。
食の造詣も深く、料理と器にこだわった作品作りに励むなど精力的に活動した。

●サイズ

外箱：幅26.5cm × 奥行35.8cm × 高さ4.3cmほど
内箱：幅24cm × 奥行31.5cm × 高さ3.5cmほど
本：幅23.5cm × 奥行30.5cm × 高さ3cmほど

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